2025年9月3日~8日に開催された、日本建築学会主催のシャレットワークショップ(以下CW)において、学生たちが大牟田のまちづくりをテーマに作成した模型・パネルを、現在 カタルバ オセロにて展示しています。

このCWでは、地元の有明高専を含めた全国で建築・都市を学ぶ大学生・大学院生(14大学1高専、総勢33名)が集まり、寝食を共にして4泊5日という短い期間で集中的にアイデアを練り上げ提案を作成するものです。今年は大牟田のまちなかを舞台に、5つの提案が行われました。UDC大牟田では、CWを後援する形で学生さん達の取り組みをサポートさせていただきました。

その成果については、CWの最終日と同じ時期に九州大学にて開催された日本建築学会全国大会の場で発表をしていますが、今回、UDCおおむたとしては、もっと大牟田市民の皆様にもみていただきたいという思いから、短期の展示会を企画することとなりました。

詳しいCWの内容は、こちらのレポートをご覧ください。
日本建築学会主催 学生シャレットワークショップ提案内容について

今回の展示タイトルは
「学生が考える、大牟田のまちづくり。」

CWで提案された多様なアイデアが一堂に会する貴重な機会となっています。

■ 展示期間・会場
11月14日(金) 16:00〜18:30
11月15日(土) 13:00〜18:30
11月20日(木) 13:00〜18:30
11月21日(金) 13:00〜18:30
11月22日(土) 11:00〜17:00

会場 カタルバオセロ(JR大牟田駅舎内※改札外)
カタルバオセロInstagramアカウント

■ 会場運営
展示会の運営は、有明高専創造工学科建築コース正木研究室のゼミ学生が担当します。まちづくりを学ぶ学生は、会場である「オセロ」について、駅のそばにあり、今後、コミュニティカフェとしてオープン予定の会場であることから、その「場」の可能性を研究しています。
コーヒーの提供も行っており、来場者の皆さまにゆっくりと作品を楽しんでいただける空間となっています。

今回、一般への公開は初の試みとなりますが、すでに多くの方に足を止めていただき、大牟田のまちづくりへの関心の高さが感じられます。

2024年度には、UDCおおむたの前身である大牟田まちなか再生推進エリアプラットフォーム主催で学生による地域まちづくりワークショップ「大牟田まちづくりデザインコンペ」を開催し、地域内外から分野を超えて3大学1高専から26名の学生が集まりました。昨年度に引き続き、この2年で60名近くの学生が大牟田に来訪し、大牟田のまちづくりに素晴らしい提案をいただいています。

短い期間の展示ではありますが、次代を担う学生たちが描くまちの未来に触れ、私たち一人ひとりがこれからの大牟田を考えるきっかけとなれば幸いです。皆さまのご来場を心よりお待ちしております。