2025年6月3日、大牟田市および近隣地域の企業経営者で構成される「大牟田経済倶楽部」の例会にお招きいただき、有明町の「だいふく」にて意見交換会を行いました。

活動紹介とUDCの取り組み共有

当日は、倶楽部会員29名を前に、UDCおおむた副センター長・菅原より、センターの活動目的や取り組んでいる事業についてご説明しました。

トークセッションで深まる地域連携の可能性

続いて行われたトークセッションでは、同倶楽部広報委員・中嶋康宏氏(中島物産株式会社 代表取締役)をモデレーターに迎え、センター長・正木哲、統括ディレクター・後藤太一が登壇。まちづくりの現状やこれからについて、率直な意見が交わされました。
「これまでにも様々なまちづくりの取り組みはあったが、心が動くようなものはなかった。これからのまちに必要な施策とは?」という問いに対して──
正木センター長は、「駅周辺の魅力や、学生が関わるまちづくりに秘められたポテンシャルこそが、これからの大牟田の可能性を拓いていく」と力強く語りました。
一方、後藤統括ディレクターは、「まちづくりは“論語と算盤”のバランスが大切。理念や理想だけでなく、実現させるために必要な材料(情報・人・資金)を丁寧に揃え、皆さんと共に“算盤勘定”ができる形にしていきたい」と述べ、具体的な進め方への意志を示しました。

今後も“対話”から始まるまちづくりを

地域の未来を考える企業経営者の皆様と、真剣で熱意ある意見交換ができたことは、私たちにとっても大変貴重な時間となりました。
今後もこのような対話の場を通じて、まちの未来を共に描き、実現へと歩みを進めてまいります。



本会の様子は、6月17日付の有明新報にも掲載されました。